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阿部知事は、産業振興や海外市場の開拓のため、28日からヨーロッパを訪れて、ドイツの研究所との共同宣言の締結や特産品のPRなどを行うことになりましした。

阿部知事は、28日から来月5日にかけて、ドイツやフランス、オランダ、それにベルギーの4か国を訪れる予定です。
このうちドイツでは、EV=電気自動車の研究を行っている大学の施設で、ヨーロッパ市場で求められている技術や製品について意見交換します。
また、ヨーロッパ最大の研究機関、「フラウンホーファー研究機構」にある応用情報技術研究所とは、研究などの情報交換や職員の人材交流、さらに企業も参加してIT分野での連携を進めるための共同宣言を締結することにしています。
このほか、フランスでは、食をテーマにしたレセプションを開き、日本酒やみそ、寒天などの特産品をPRします。
EU=ヨーロッパ連合が、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと行ってきた日本産の食品に対する輸入規制を撤廃したことを踏まえ県は、今回の訪問をきっかけに、販路拡大につなげたい考えです。
県国際交流課は、「経済関係者や大学関係者などと訪問して連携の可能性を探るほか、市場開拓を図りたい」としています。

阿部知事 ヨーロッパ訪問へ 研究所との共同宣言や特産品PR|NHK 長野県のニュース